2026.01.26
血便や鮮血が出たら何科?痔と決めつけるのは危険な理由と対処法
トイレで便を見たとき、あるいはトイレットペーパーに「赤い血」がついているのを見て、ドキッとしたことはありませんか?
「痛みはないし、鮮やかな赤い血だから、きっと『痔(じ)』だろう」 「忙しいから、市販薬で様子を見よう」
もし、あなたがそう思っているなら、今すぐ考え直してください。消化器内科医として一番つらいのは、「痔だと思っていた」と言って来院された時には、すでに大腸がんが進行してしまっているケースに遭遇することです。また鮮血が出るような大腸癌にはさらに怖い出来事も、、、
今回は、血便が出たときに考えられる原因、行くべき病院の診療科、そして「なぜ痔と決めつけるのが危険なのか」について、専門医の視点でわかりやすく解説します。
「痛みはないし、鮮やかな赤い血だから、きっと『痔(じ)』だろう」 「忙しいから、市販薬で様子を見よう」
もし、あなたがそう思っているなら、今すぐ考え直してください。消化器内科医として一番つらいのは、「痔だと思っていた」と言って来院された時には、すでに大腸がんが進行してしまっているケースに遭遇することです。また鮮血が出るような大腸癌にはさらに怖い出来事も、、、
今回は、血便が出たときに考えられる原因、行くべき病院の診療科、そして「なぜ痔と決めつけるのが危険なのか」について、専門医の視点でわかりやすく解説します。
血便が出たら「何科」を受診すべき?

結論から言います。血便が出たときは「消化器内科」または「肛門科」を受診してください。
ただし、受診する前に必ず確認してほしいことがあります。それは、「その病院で大腸カメラ(大腸内視鏡検査)ができるか、もしくは提携病院に紹介できるか」という点です。
ある報告では、血便を主訴に肛門外科を受診した方の「約2%」が大腸がんであったというデータもあります。 「痔だろう」と思って受診しても、その背後にがんが隠れている可能性はゼロではありません。必ず「大腸カメラを受けること」も想定して病院を選んでください。
「鮮血」か「黒色便」か?色でわかる出血場所
血便の色は、出血している場所や原因を推測する重要な手がかりになります。
ただし、受診する前に必ず確認してほしいことがあります。それは、「その病院で大腸カメラ(大腸内視鏡検査)ができるか、もしくは提携病院に紹介できるか」という点です。
ある報告では、血便を主訴に肛門外科を受診した方の「約2%」が大腸がんであったというデータもあります。 「痔だろう」と思って受診しても、その背後にがんが隠れている可能性はゼロではありません。必ず「大腸カメラを受けること」も想定して病院を選んでください。
「鮮血」か「黒色便」か?色でわかる出血場所
血便の色は、出血している場所や原因を推測する重要な手がかりになります。
1. 鮮血便(鮮やかな赤い血)
トイレットペーパーに付くような真っ赤な血や、便の周りに赤い血が付着している状態です。
- 考えられる原因:痔(いぼ痔・切れ痔)、大腸がん(直腸がん・S状結腸がん)、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎など
- 解説:肛門に近い場所からの出血です。「赤い=新しい血=ただの痔」と考えがちですが、肛門近くにできる大腸がんも同じような鮮血が出ます。
2. 暗赤色便(レンガ色・赤黒い血)
便全体が赤黒く混ざり合っている状態です。
- 考えられる原因:大腸の奥(大腸がん)、大腸憩室出血、虚血性腸炎など
- 解説:肛門から遠い大腸の奥からの出血が疑われます。
3. タール便(黒くてドロっとした便)
イカ墨のような真っ黒な便です。
- 考えられる原因:胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など
- 解説:胃や十二指腸からの出血が、時間をかけて腸を通るうちに黒くなります。この場合は胃カメラが必要です。
「痔だと思って放置」が一番危険な理由
私たちのクリニックがある滋賀県でも、大腸がんはがん死亡数の上位を占めています。 恐ろしいのは、「痔からの出血」と「大腸がんからの出血」は、患者様自身では見分けがつかないということです。
さらに厄介なことに、「痔」と「大腸がん」は併存(同時に存在)することがよくあります。 「病院で痔と言われたことがあるから、今回の出血も痔だろう」と思い込み、その裏に隠れている大腸がんのサインを見逃してしまう。これが最も避けるべき事態です。
「人工肛門」のリスクも…
特に、鮮血が出る大腸がんは、肛門に近い場所(直腸など)にできている可能性が高いといえます。 ここの発見が遅れると、手術で命は助かったとしても、肛門を残すことができず、「人工肛門(ストマ)」での生活を余儀なくされるケースがあります。
40歳を過ぎたら、症状がなくてもリスクが高まります。「血が出た」という事実は、身体からのSOSです。自己判断せず、必ずプロの診断を受けてください。
さらに厄介なことに、「痔」と「大腸がん」は併存(同時に存在)することがよくあります。 「病院で痔と言われたことがあるから、今回の出血も痔だろう」と思い込み、その裏に隠れている大腸がんのサインを見逃してしまう。これが最も避けるべき事態です。
「人工肛門」のリスクも…
特に、鮮血が出る大腸がんは、肛門に近い場所(直腸など)にできている可能性が高いといえます。 ここの発見が遅れると、手術で命は助かったとしても、肛門を残すことができず、「人工肛門(ストマ)」での生活を余儀なくされるケースがあります。
40歳を過ぎたら、症状がなくてもリスクが高まります。「血が出た」という事実は、身体からのSOSです。自己判断せず、必ずプロの診断を受けてください。
当院が選ばれる理由:怖くない・痛くない内視鏡検査
「大腸カメラが必要なのはわかったけど、痛いのは嫌だ」「恥ずかしい」 そうした不安から受診をためらっている方へ。 南草津おなかと胃大腸カメラのクリニックでは、患者様の負担を極限まで減らすための工夫を凝らしています。
1. 鎮静剤で「眠っている間」に終了
当院では鎮静剤を使用し、ウトウトと眠っているような状態で検査を受けていただけます。「気づいたら終わっていた」という患者様がほとんどです。以前の検査で痛い思いをした方も、安心してお任せください。
2. 滋賀県クリニック初導入のAI内視鏡診断支援システム
当院では、AI(人工知能)を搭載した最新の内視鏡システムを導入しています。医師の目とAIの解析技術のダブルチェックにより、微細なポリープや早期がんの見逃しを防ぎます。
3. 全身CT完備で「お腹の不安」を丸ごと解消
血便だけでなく腹痛などがある場合、当院ではCT検査も可能です。内視鏡では見えない肝臓や膵臓、胆嚢などの臓器も検査でき、原因を徹底的に調べることができます。
4. プライバシー重視のホテルライクな空間
「病院らしさ」を排除した、リラックスできる空間づくりにこだわりました。完全個室の準備室をご用意しており、他の方と顔を合わせることなく検査の準備も可能です。
よくある質問(Q&A)
Q. 検査にかかる時間はどれくらいですか?
A. 検査自体は20〜30分程度です。その後、リカバリールームで1時間ほどお休みいただき、結果をご説明して帰宅となります。
Q. 費用はどれくらいかかりますか?
A. 3割負担の方で、検査のみであれば約6,000円〜です。ポリープを切除した場合(日帰り手術)は、約20,000円〜30,000円となります。
Q. 土日も検査できますか?
A. はい。平日はお仕事で忙しい方のために、土日も診療・検査を行っています。
まとめ:その血便、一度だけ詳しく調べませんか?
血便の原因が「ただの痔」であれば、それで安心できます。 しかし、もし「大腸がん」だった場合、早期発見できるかどうかが、その後の人生を大きく左右します。
「恥ずかしい」「怖い」という気持ちは痛いほどわかります。だからこそ、当院では南草津・草津エリアの皆様が、少しでもリラックスして受けられる環境を整えました。
一人で悩まず、まずは一度ご相談ください。 「医療のチカラで、笑顔と安心を。」それが私たちの願いです。
「恥ずかしい」「怖い」という気持ちは痛いほどわかります。だからこそ、当院では南草津・草津エリアの皆様が、少しでもリラックスして受けられる環境を整えました。
一人で悩まず、まずは一度ご相談ください。 「医療のチカラで、笑顔と安心を。」それが私たちの願いです。
