2026.02.04
ストレスでお腹が痛くなる…それは「過敏性腸症候群」かも?原因と、安心を取り戻すための解決策

「通勤電車の中で、急にお腹が痛くなったらどうしよう」 「大事な会議やプレゼンの前になると、必ず下痢をしてしまう」 「便秘が続いたと思ったら、今度は下痢…お腹の調子が安定しない」
このような症状に、長年悩まされていませんか? その辛い症状は、もしかすると「過敏性腸症候群(IBS)」かもしれません。 日本人の約10人に1人が抱えていると言われるこの病気は、適切なアプローチでコントロールすることが可能です。かく言う僕も長年この病態には悩まされており、大きな手術の前にはしばしばトイレにこもっていました。ですから、同じ悩みを持つ患者様の辛さは人ごとではなく感じています。
今回は、一人で悩み続けているそのお腹の不調の原因と、すっきりとした毎日を取り戻すためのステップ(検査と治療)について、専門医と患者本人の視点で優しく解説します。
過敏性腸症候群(IBS)とはどんな病気?
過敏性腸症候群(IBS)とは、大腸カメラなどの検査をしても腸に「目に見える異常」がないにもかかわらず、腹痛、下痢、便秘などの症状が慢性的に続く状態を指します。
原因は完全には解明されていませんが、脳が感じるストレスが自律神経・内分泌・免疫を介して腸機能に過剰な影響を与える「脳と腸の関係(脳腸相関)」が深く関わっているとされています。その他にも感染性腸炎後やアレルギー反応により腸のバリアが脆弱になり信号が腸に伝わる病態も言われています。
あなたはどのタイプ?3つの分類
- 下痢型
緊張や不安で急激な腹痛と下痢が起こる(男性に多い傾向)。 - 便秘型
腸が緊張して便がスムーズに出せず、コロコロとした便になる(女性に多い傾向)。 - 混合型
下痢と便秘を交互に繰り返す。
まずは「検査」で、不安の種をなくしましょう
「もしかして別の病気なんじゃないか?」 そんな漠然とした不安自体がストレスになり、さらに症状を悪化させてしまうことがあります。
過敏性腸症候群の治療をスタートする上で一番大切なのは、「他の病気(大腸がんや炎症性腸疾患など)ではない」と確認することです。これを医学用語で「除外診断」と呼びます。
「悪い病気ではなかった」 その確信を得るだけで、心がふっと軽くなり、それだけでお腹の調子が良くなる患者様もたくさんいらっしゃいます。 まずは一度、専門医による診断を受けて、「腸の状態をリセット確認」してみませんか?
当院なら「心と体」の負担を最小限に検査できます
腹痛や下痢に悩む方にとって、大腸カメラはハードルが高い検査かもしれません。 しかし、南草津おなかと胃大腸カメラのクリニックでは、そんな患者様にこそ安心して受けていただける環境を整えています。
鎮静剤で「眠ったまま」リラックス検査
過敏性腸症候群の方は腸が敏感になっているため、通常の検査では不快感を感じやすい傾向にあります。当院では鎮静剤を使用し、ウトウトと眠っている間に検査を終わらせますので、痛みや緊張を感じることなく受けていただけます。僕自身も検査の際はガチガチに緊張していましたが、鎮静剤使用後はすごくリラックスした気持ちになれたことを覚えています。
CTやエコーで「お腹全体」をチェック
腹痛の原因は腸だけとは限りません。滋賀県草津市にあります当院はCT・エコーを完備しているため、膵臓や肝臓、胆嚢など、内視鏡では見えない臓器の状態も確認でき、より深い安心感につながります。
トイレ付き個室など、プライバシーへの配慮
「下剤を飲む時、何度もトイレに行く姿を人に見られたくない」 そんな不安に配慮し、高い衝立で仕切られた半個室や、プライベートを守れる完全個室(有料/要予約)の準備室をご用意しています。男女別トイレも完備しており、安心して準備していただけます。
過敏性腸症候群の治療法
大腸カメラで「腸はきれいですよ」と確認できれば、自信を持って過敏性腸症候群の治療に進めます。患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた治療法をご提案します。
- 薬物療法
腸の動きを整える薬(漢方薬など)、便の水分量を調整する薬、プロバイオティクス(整腸剤)など、症状に合わせたお薬を処方します。 - 生活指導
睡眠やリズムを整え、自律神経のバランスを良くするアドバイスを行います。 - 食事療法
お腹の張りを抑える食事法(低FODMAP食など)を取り入れることも有効です。
よくある質問(Q&A)
Q.どの科を受診すればいいですか?
A. 消化器内科を受診してください。まずはお腹の中に物理的な原因がないかを確認することが、解決への近道です。
Q.検査当日の下痢が不安です。
A. 大腸カメラの準備(下剤服用)は、腸の中をきれいにする処置ですので、元々下痢気味の方でも問題なく受けていただけます。自宅での下剤内服のクリニックも多いですが、当院では院内内服も選択でき、下剤による体調不良などにも優しいスタッフが対応いたします。院内のトイレ環境も整っておりますので、安心してお越しください。
まとめ:そのお悩み、専門医と一緒に解決しませんか?
「いつものことだから」「体質だから」と諦める必要はありません。 適切な診断とケアがあれば、お腹の不安に振り回されない、快適な日常を取り戻すことができます。
まずは「安心」を手に入れるために。 南草津駅から徒歩4分の当院へ、お気軽にご相談ください。私たちが草津、そして滋賀県の皆様を全力でサポートいたします。
