077-558-6778
9:00-17:00 土・日は15:00まで
休診:祝日・お盆・年末年始
24時間受付
WEB予約
事前にかんたん
WEB問診
採用
情報
胆のう炎とは、胆のうに炎症が起こる病気です。多くの場合、胆石が胆のうの出口を塞ぐことがきっかけとなり、胆汁の流れが滞ることで発症します。急激に症状が現れる「急性胆のう炎」と、炎症を繰り返す「慢性胆のう炎」に分けられます。
胆のうは胆汁を蓄え、食事に合わせて胆汁を腸へ送り出す臓器です。胆石などで胆汁の出口が塞がれると胆汁がうっ滞し、細菌感染や粘膜障害を起こしやすくなり、炎症へとつながります。
胆のう炎の原因として最も多いのが胆石です。胆石が胆のう管に詰まることで胆汁の流れが妨げられ、炎症が生じます。
重い病気や手術後、長期間の絶食などが原因で、胆石がなくても胆のう炎を起こすことがあります。高齢者や基礎疾患のある方では注意が必要です。
右上腹部やみぞおちに強い痛みが出現し、発熱や吐き気、嘔吐を伴うことがあります。痛みは持続的で、体を動かしたり深呼吸をすると強くなる傾向があります。
炎症が強くなると、黄疸が出現したり、全身のだるさや食欲低下が目立つようになります。放置すると重症化する可能性があります。
強い腹痛が長時間続く、高熱が出る、皮膚や白目が黄色くなるといった症状がある場合は、胆管炎や敗血症などの合併症を起こしている可能性があり、速やかな医療対応が必要です。
腹部超音波検査は胆のう炎の診断に有用で、胆のうの腫れや胆石の有無を確認します。必要に応じてCT検査を行い、炎症の広がりや合併症を詳しく評価します。
血液検査では炎症反応や肝機能の異常を確認し、重症度の判断や治療方針の決定に役立てます。
軽症の場合には、絶食、点滴、抗菌薬による治療を行い、炎症の改善を目指します。痛みや発熱が落ち着くかどうかを慎重に経過観察します。
症状を繰り返す場合や重症例では、胆のう摘出術が検討されます。多くの場合、腹腔鏡手術が選択され、体への負担を抑えた治療が可能です。
胆のう炎の多くは胆石が原因となるため、バランスの取れた食事、急激な体重変動を避けることが予防につながります。
過去に胆石を指摘されたことがある方は、腹痛や違和感があれば早めに受診することが大切です。
胆のう炎は早期に治療を行えば改善が期待できる一方、放置すると重症化することがあります。右上腹部の痛みや発熱が続く場合には、我慢せず医療機関での検査を受けることが安心につながります。