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情報
肝血管腫とは、肝臓の中にできる良性の血管性腫瘍です。血管が集まって塊のようになったもので、肝臓にできる腫瘍の中では比較的頻度が高いとされています。多くの場合、健康診断や他の検査の際に偶然見つかります。
肝血管腫はがんとは異なり、周囲へ浸潤したり転移したりすることはありません。そのため、発見されたからといってすぐに治療が必要になるケースは少なく、正確な診断と経過観察が重要になります。
肝血管腫の明確な原因は解明されていませんが、生まれつきの血管の構造異常が関与していると考えられています。生活習慣や食事内容が直接の原因となることはほとんどありません。
肝血管腫は女性にやや多くみられる傾向があり、ホルモンの影響が関係している可能性も指摘されています。ただし、年齢を問わず発見されることがあります。
多くの肝血管腫は小さく、症状を伴いません。そのため、日常生活で不調を感じることなく経過します。
腫瘍が大きくなると、右上腹部の圧迫感や違和感を感じることがあります。まれに、腹部の張りや鈍い痛みを自覚することもあります。
肝血管腫は良性ですが、画像検査では他の肝腫瘍と区別が必要になる場合があります。特に肝臓がんなどとの鑑別は重要で、専門的な評価が欠かせません。
腹部超音波検査やCT検査、MRI検査によって、肝血管腫特有の画像所見を確認します。これらの検査により、良性である可能性を高い精度で判断できます。
診断が確定した後は、サイズや形に変化がないかを確認するため、定期的な画像検査が行われることがあります。
症状がなく、サイズの変化も認められない場合には、特別な治療は行わず経過観察となります。日常生活に制限がかかることもほとんどありません。
腫瘍が大きく症状を伴う場合や、診断がはっきりしない場合には、専門施設での治療や追加検査が検討されます。ただし、治療が必要になるケースはまれです。
肝血管腫があるからといって、特別な食事制限や運動制限が必要になることは通常ありません。普段通りの生活を続けながら、定期的なフォローを受けることが大切です。
肝血管腫は多くの場合、心配のいらない良性疾患です。しかし、正確な診断を受けたうえで、必要に応じた経過観察を続けることが安心につながります。検査結果について不安がある場合は、遠慮なく医療機関にご相談ください。