077-558-6778
9:00-17:00 土・日は15:00まで
休診:祝日・お盆・年末年始
24時間受付
WEB予約
事前にかんたん
WEB問診
採用
情報
肺炎とは、肺に細菌やウイルスなどの病原体が感染し、炎症を起こす病気です。風邪やインフルエンザをきっかけに発症することも多く、年齢や基礎疾患の有無によっては重症化することがあります。特に高齢者では命に関わるケースもあるため、早期の対応が重要です。
肺は酸素と二酸化炭素の交換を行う臓器です。肺炎によって肺胞に炎症や膿がたまると、十分な酸素を取り込めなくなり、息切れや全身の不調が現れます。
肺炎の原因として最も多いのは細菌感染で、肺炎球菌が代表的です。そのほか、ウイルスやマイコプラズマなどの微生物も肺炎を引き起こします。原因によって治療法が異なるため、正確な診断が重要です。
食べ物や唾液が誤って気道に入ることで起こる誤嚥性肺炎は、高齢者や脳血管障害のある方に多くみられます。また、疲労や持病、薬の影響で免疫力が低下すると、肺炎を発症しやすくなります。
発熱、咳、痰、全身のだるさが代表的な症状です。風邪と似た症状から始まることも多く、見分けがつきにくい場合があります。
症状が進むと、息切れや胸の痛み、呼吸が苦しくなるといった状態が現れます。高齢者では発熱が目立たず、食欲低下や意識障害として現れることもあります。
高熱が続く場合や、呼吸が苦しい、唇や指先が紫色になるといった症状がある場合は、重症化している可能性があります。また、咳や痰が長引く場合も、自己判断せず医療機関での評価が必要です。
肺炎の診断には胸部X線検査が基本となり、炎症による影を確認します。必要に応じて胸部CT検査を行い、病変の範囲や重症度を詳しく評価します。初期の肺炎などは胸部X線写真では写らないこともあり、病変の検出能にも優れています。
血液検査では炎症の程度を確認し、喀痰検査によって原因となる病原体を特定することがあります。これらの結果をもとに治療方針を決定します。
細菌性肺炎では抗菌薬が治療の中心となります。原因や重症度に応じて、内服薬または点滴による治療が選択されます。ウイルス性の場合は、症状を和らげる治療が主体となります。
高齢者や基礎疾患のある方、呼吸状態が不安定な場合には入院治療が必要となることがあります。酸素投与や点滴管理を行いながら、慎重に経過をみていきます。
手洗いやうがいを徹底し、体調管理を心がけることが肺炎予防につながります。十分な睡眠と栄養をとり、免疫力を保つことも重要です。
肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンは、肺炎の発症や重症化を防ぐ効果が期待できます。特に高齢者や基礎疾患のある方には接種が推奨されています。
肺炎は早期に適切な治療を行うことで、多くの場合は回復が期待できる病気です。咳や発熱が続く、息苦しさを感じるなどの症状がある場合は、我慢せず早めに医療機関を受診しましょう。